2023 秋の大会 感想 1

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こんにちは、XXXXです。

秋の大会ではたいへんお世話になりました。

◇聖化組太刀(演武会,稽古2,稽古3)

・手数が少なく、動きは柔らか、音も静かであり、一見シンプルな印象を受けた。一見シンプルであるから、すぐできるかというとそうではない。相手との間(動き出しのタイミング、距離感)、木刀とからだの使い方など、たいへん精妙なものに感じた。

・光栄なことに稽古中に青木先生から2点ご指摘いただけた。

1) (動きに)突っぱった感じがする

2)  (あの二人実はできていたのかという)一体感がない

    (ビューティフルでない)

 聖化組太刀で特に問われる点だと思った。これらを個別に 取り上げると、動きでは9月のお稽古「川の流れのように」にあわせた柔らかく滞りのない動きができたはずである。 一体感では、これまでのワカメ体操で得た感覚を呼び起こせば何とか近づけるはずである。しかしご指摘を受けたとき組太刀の中で表現できていなかった。普段のお稽古では、音楽を流してもらい、ワカメ体操で感覚を呼び起こしてと段取りを踏んで教えてもらっているが、一呼吸、一瞬で切り替えられるほうが良いだろう。普段日常からの癖にしておかないと間に合わないと思った。

◇号令術、発声(稽古4)

・低音、中音、高音、抑えつける、伸ばすの各組合せ。6人組での実習。ある人の突きの号令で「あえて何もしないで、 相手が自由にできるようにという思いでかけた」というものがあった。このとき自分は氷上を慣性ですべっていくような感覚があって印象的だった。自分の号令は単純に外から力を加えるかのような発想だったので、たいへん参考になった。

 

・各グループ員とも抑えつける号令は皆わかりやすく、伸ばす号令との対比として面白かった。

・発声、思いの持ち方は、どんな道場稽古でも日常生活でも自分で稽古できる。少しでも進歩できればと思った。