天真会には数々の伝説があります。千葉の九十九里浜合宿では特にダイナミック、かつ感動的な伝説が数々残っています。
その中でも最も印象に残っているのが、両手を掲げて九十九里浜の海岸線を延々と走り続ける稽古人たちを記録した白黒映像です✨
いつの日か九十九里浜で合宿を体験したいと思っていましたが、今年10月に開催された60周年記念合宿で実現しましたっ✨
目の前に広がる大海原での天真体道は、自然と意識が開かれて大自然と一つのからだへと戻っていきます。
海外からもたくさんの道友が参加され、彼らの熱意の強さも影響して、ダイナミックで自由、そしてとても深い内容の稽古が続きました。
そして二日目!✨
伝説の九十九里浜「栄光」の稽古!✨
号令者は数々の伝説をもつ岡田満師範です。岡田師範は天真会の母体となる楽天会から青木師の下で稽古を重ねて、大基本の型「栄光」が生まれるきっかけとなった張本人です💗
栄光のためには、まず大地とつながり深い瞑想状態になる、という稽古が続き、やがていつ始まったかもわからないタイミングで、全員が栄光で海岸線を走っていました。
重たくなる両腕、足をとられる砂浜、走るほどに苦しくなる息。追いかけても追いかけても逃げていく天空。
ところがある瞬間に苦しみの全てがフッと消えました。
止まっているのか、走っているのか
喘いでいたはずの体に
大地や海や風や砂のひとつぶひとつぶが
新しい息を吹き込み
遠いはずの天空は
自分よりもっと近くにあり
感動も喜びも消え去り
神以外のものは何もなく
終わりがない永遠。。。
そうして我に返ったとき、周りに立っている道友たちは、みな眩しいほどに光り輝いていました。
伝説とは何か特別なことではなく、人間として普通の姿だったのです。
✨栄光とは、天を仰ぎ、両手両腕を天空に伸ばし切った姿(天相)から、両手両腕をゆっくりと体の正面に向けておろし(栄光)、伸ばし切る(証光)型。
